おはようございます。
たまには実用的な記事を書こうと思いまして。
比較について書きます。
色んな自己啓発書、ビジネス書、スピリチュアル本に書いてありますよね?
人と比べるな
と。
人と比べるから不幸になるのだ、と。
そこに異論はありません。
しかしですね・・・、
そういう主張をしている人のスペックを見てください。
例えばこの本。
株式会社フェイスホールディングス代表取締役、経営コンサルタント。
1965年新潟県生まれ。大学卒業後、株式会社リクルート入社。
企画室、編集部を経て、組織人事コンサルティング室課長。2003年より現職。
多くの企業の組織づくり、人材育成を支援すると共に、30代向けの著書も多く、「悩める30代のメンター」としても広く知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
お前、殆どの人と比べて勝っとるやんけ。
勝ってるから、わざわざ自分より下の人と比べたりしてないだけだろうが、と。
そう指摘すると、
「自分も昔は、有名な成功者と比べて落ち込んでいた。」
とか言うんでしょうけど、
そんな話しとらんからね。
普通の人だって、華麗なる一族的な人と自分を比較して落ち込んだりしません。
自分の視界に入る人々と比べて、相対的に負けているから不幸になるわけです。
「比べない生き方」的なことを書いたり講演している人は、
そもそも本を出版したり講演に呼ばれたりする時点で、
何かしらの分野で大勝利者になっていることが殆どであります。
僧侶とかですらそう。
僧侶内の過酷な競争に勝ち抜いて高名になったからこそ、
本を出しとるわけですよ。
そんな
「かつて比較レースを勝ち抜いた結果、人と比べることがなくなった人々」
から、
「人と比べるな」
と言われて、納得できますか?
僕はできません。
とは言え、人との比較が不幸を生むのは紛れもない事実。
そこで僕なりに対策を練りました。
それを説明するためには前置きが長くなりますので少々お付き合いください。
ここで改めて、私SYTEのスペックを書いていきます。
34歳男性、独身、塾講師アルバイト
いわゆる弱者男性であります。
そして、自慢と取らないでほしいのですが・・・
愛知県の進学校および、大阪大学出身、就職偏差値ランキング上位の東証一部メーカー出身
です。
つまり、
世間的に見ても圧倒的な弱者男性でありながら、
友人の殆どが大企業や、教師を含む公務員であり、強者男性として生きているわけであります。
更に言えば、
25、6歳の頃の自分と比べても圧倒的に負けてるわけですよ。
「他人と比べるな!比べるべきは過去の自分!」
とかいう、良いこと言ったつもりでいるアホもいますけど、
黙っとけボケ
という話です。
それも大敗しとんねんこっちは、と。
というわけでね。
普通に考えたら今の僕の状況下では、
周りの友人、過去の自分と比較して不幸のどん底に落ちてしまいます。
事実、2016~2022年までの僕は、
毎日が不幸でした。
断続的に鬱病を抱えていましたし、
ひたすら自分の人生を後悔し、将来に絶望していました。
そして、社会保険労務士事務所が向いてなさすぎて退職した2022年7月、
人生の方針を大幅転換することにしたのです。
それにより、あんまり人と比較しなくなり、
当社比で幸福度と自己肯定感が高くなっています。
前置きがクソほど長くなって申し訳ありませんでした。
人と比較しないために僕が取った手段は2つ。
・友人の構成を変える
・比較対象の人に勝っている所を探す
です。
1つずつ説明していきます。
まず、友人の構成を変えるということについて。
先述しましたが、僕の友人の大半は、大企業や公務員としてバリバリ正社員として働いています。
その中に、1人ポツンとうずくまっている僕。
こんなんね、
ハクチョウの群れの中にいるアヒルですからね。
逆みにくいアヒルの子ですからね。
じゃあ、この状態を脱するにはどうするか。
1つの方法は、
全ての友人関係を断絶すること。
しかし、僕は、将来の不安解消のため「中高年の貧困」に関する本や資料を読み漁っていまして、
そういう人達はかなりの割合で「年老いた親以外の人間関係」がありません。
従いまして、せっかく友人がいるのにそれを断ってしまうのは、将来のリスクを増大させるだけです。
ではどうするか。
頭に思い浮かぶ全友人における、バリバリ正社員の比率を下げる
これであります。
ハクチョウの群れではなく、色んな鳥がいる湖に住むわけです。
そのため、僕は今年に入ってから、色んなコミュニティに参加するようにしました。
文化系・スポーツ系を問わず、複数の社会人サークルみたいな感じのところにしょっちゅう行っています。
お陰様で、職業も年齢も違う、様々なバックグラウンドの人達と交流できています。
そうなると、
「別に大企業の社員とかじゃなくてもええわ」
と徐々に思えるようになったのです。
こういうこと言うと、
「宗教とか、変な商売とかに引っかかるなよ。ちょっと心配だわ。」
などと、
心配という体を取りながらdisってくるゴミ
がたまに発生しますが、
「お前みたいなゴミより俺の方がリテラシー高いんじゃボケ!
その上で、心理学を真摯に学び、
”騙されない自信がある人間ほど、カモになりやすい”
ということを認識して常に自分を戒めながら生きとるんだわ。
結果的にお前みたいな奴の方が壺とか買うんじゃ!」
と思っています
笑
そして次。
比較対象の人に勝っている所を探す
ですが、
僕の場合、最も比較してしまう人間は、
2015年の自分
です。
あいつね、
凄い勝ち組なんですよ。
大阪大学、そして大阪大学大学院を卒業し、
結構有名な超大手メーカーで働いているという、
日本全体でもかなりのハイスペック男子だったと思います。
しかも、生涯を共にしたいと思える彼女もいました。
一緒にいて飽きることがなく、
美化も入ってるでしょうけど、一般的に見てもだいぶ美人だったと思います。
遠距離を理由に振られちゃいましたけど。
ですから、
「もし俺が、神奈川ではなく大阪の事業所に配属され、
尚且つ、鬱病になっていなかったら・・・」
これは、どうしても無意識に思ってしまうのです。
多分、今頃結婚していて、年収もかなりのものだったんじゃないでしょうか。
そう考えると、まず、
今から正社員で働くことはありえない。
という結論になりました。
ろくな職歴のない30代の僕が、仮に正社員になれたとしても、
最初の会社を数段下回る条件でしか働けないからです。
週5日、1日8時間、同じくらいの時間を拘束されているにも関わらず。
更に言えば、その状態で婚活とかをしたとしても、
自分が最もスペック的に輝いていた上に20代だった頃に出会えた彼女以上の人と、
付き合えるわけないじゃないですか。笑
付き合えたとしたら、
それこそ変な宗教か変なビジネスだわ。
と、いうわけで。
正社員という土俵に上がったら、
かつての自分に対しても、周りの大半の友人に対してもその時点で敗北が決定し、
あらゆる面で人生が妥協の産物となってしまいます。
そんなの、嫌なので。
その上で、次に考えたのが
「かつての自分や、バリバリ正社員の友人が、やりたくてもできないことをやる」
ということ。
それが、
・通信制大学に入学して、臨床心理士と公認心理師を目指すこと
・楽しく稼げる可能性を模索すること
でした。
もし自分があのまま最初の会社で働いていて、尚且つ家庭を持っていたとして、
「俺、心理学に興味あるし、会社辞めて心理士目指すわ」
と言えたか?
間違いなく、無理です。
友人のほとんどもそうでしょう。
いくらやりたいことがあろうと、
既得権益を捨てるのはただでさえ難しい上、背負うものがたくさんあるわけだから。
今の僕は、
特に何も持ってないし、背負うものもないんでね。笑
この点、彼らに対して僕は優越しています。
更に、社会的スペックの高かった2015年頃の僕ですが、
仕事は苦痛中の苦痛でした。
人間関係とか残業とかでなく、とにかく業務内容が嫌いだった。
技術系総合職という時点で、何をやっても苦痛だったはずです。
仮に大阪の事業所の別部署に配属されて鬱にならなかったとしても、
間違いなく仕事は苦痛だったであろうと確信しています。
設計をやろうが生産技術をやろうが品質保証をやろうが。
そしてこれは、僕だけではない。
大企業でバリバリやっている多くの友人に聞いところ、
楽しく仕事をしてる人なんて数%もいません。
(僕に気を遣ってくれてる可能性もありますがw)
それに対し、今の僕は稼げてこそいませんが、
楽しく塾講師をしています。
「経験を活かして心理士になり、できることなら心理学者にもなりたい。
その肩書を活かしてブログや動画を収益化したい。」
という夢もあり、
将来的に楽しく稼げる可能性が、大半のサラリーマンよりは高いです。
(低いのは分かってますけどね)
この点でも、かつての自分を含めた彼らに勝っているわけです。
このような考え方をするようにして、
様々な行動を積み重ねた結果、
「比べたら負けてるところも多いけど、勝ってる部分も多い。
どっちが上とかなくね?」
徐々にそう思えるようになり、人と比べて落ち込むことは少なくなりました。
お陰でストレスはほとんどなく、楽しく生きてますよ。
めちゃくちゃ長くなりましたが、
人と比べないために僕が編み出した方法は以上です。
あくまで暫定版ですし、決して普遍的な内容ではないことは分かっていますが、
大半の「比べない系自己啓発書」よりマシなことを書いている自信はあります。
たまには実用的な記事を書こうと思いまして。
比較について書きます。
色んな自己啓発書、ビジネス書、スピリチュアル本に書いてありますよね?
人と比べるな
と。
人と比べるから不幸になるのだ、と。
そこに異論はありません。
しかしですね・・・、
そういう主張をしている人のスペックを見てください。
例えばこの本。
株式会社フェイスホールディングス代表取締役、経営コンサルタント。
1965年新潟県生まれ。大学卒業後、株式会社リクルート入社。
企画室、編集部を経て、組織人事コンサルティング室課長。2003年より現職。
多くの企業の組織づくり、人材育成を支援すると共に、30代向けの著書も多く、「悩める30代のメンター」としても広く知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
お前、殆どの人と比べて勝っとるやんけ。
勝ってるから、わざわざ自分より下の人と比べたりしてないだけだろうが、と。
そう指摘すると、
「自分も昔は、有名な成功者と比べて落ち込んでいた。」
とか言うんでしょうけど、
そんな話しとらんからね。
普通の人だって、華麗なる一族的な人と自分を比較して落ち込んだりしません。
自分の視界に入る人々と比べて、相対的に負けているから不幸になるわけです。
「比べない生き方」的なことを書いたり講演している人は、
そもそも本を出版したり講演に呼ばれたりする時点で、
何かしらの分野で大勝利者になっていることが殆どであります。
僧侶とかですらそう。
僧侶内の過酷な競争に勝ち抜いて高名になったからこそ、
本を出しとるわけですよ。
そんな
「かつて比較レースを勝ち抜いた結果、人と比べることがなくなった人々」
から、
「人と比べるな」
と言われて、納得できますか?
僕はできません。
とは言え、人との比較が不幸を生むのは紛れもない事実。
そこで僕なりに対策を練りました。
それを説明するためには前置きが長くなりますので少々お付き合いください。
ここで改めて、私SYTEのスペックを書いていきます。
34歳男性、独身、塾講師アルバイト
いわゆる弱者男性であります。
そして、自慢と取らないでほしいのですが・・・
愛知県の進学校および、大阪大学出身、就職偏差値ランキング上位の東証一部メーカー出身
です。
つまり、
世間的に見ても圧倒的な弱者男性でありながら、
友人の殆どが大企業や、教師を含む公務員であり、強者男性として生きているわけであります。
更に言えば、
25、6歳の頃の自分と比べても圧倒的に負けてるわけですよ。
「他人と比べるな!比べるべきは過去の自分!」
とかいう、良いこと言ったつもりでいるアホもいますけど、
黙っとけボケ
という話です。
それも大敗しとんねんこっちは、と。
というわけでね。
普通に考えたら今の僕の状況下では、
周りの友人、過去の自分と比較して不幸のどん底に落ちてしまいます。
事実、2016~2022年までの僕は、
毎日が不幸でした。
断続的に鬱病を抱えていましたし、
ひたすら自分の人生を後悔し、将来に絶望していました。
そして、社会保険労務士事務所が向いてなさすぎて退職した2022年7月、
人生の方針を大幅転換することにしたのです。
それにより、あんまり人と比較しなくなり、
当社比で幸福度と自己肯定感が高くなっています。
前置きがクソほど長くなって申し訳ありませんでした。
人と比較しないために僕が取った手段は2つ。
・友人の構成を変える
・比較対象の人に勝っている所を探す
です。
1つずつ説明していきます。
まず、友人の構成を変えるということについて。
先述しましたが、僕の友人の大半は、大企業や公務員としてバリバリ正社員として働いています。
その中に、1人ポツンとうずくまっている僕。
こんなんね、
ハクチョウの群れの中にいるアヒルですからね。
逆みにくいアヒルの子ですからね。
じゃあ、この状態を脱するにはどうするか。
1つの方法は、
全ての友人関係を断絶すること。
しかし、僕は、将来の不安解消のため「中高年の貧困」に関する本や資料を読み漁っていまして、
そういう人達はかなりの割合で「年老いた親以外の人間関係」がありません。
従いまして、せっかく友人がいるのにそれを断ってしまうのは、将来のリスクを増大させるだけです。
ではどうするか。
頭に思い浮かぶ全友人における、バリバリ正社員の比率を下げる
これであります。
ハクチョウの群れではなく、色んな鳥がいる湖に住むわけです。
そのため、僕は今年に入ってから、色んなコミュニティに参加するようにしました。
文化系・スポーツ系を問わず、複数の社会人サークルみたいな感じのところにしょっちゅう行っています。
お陰様で、職業も年齢も違う、様々なバックグラウンドの人達と交流できています。
そうなると、
「別に大企業の社員とかじゃなくてもええわ」
と徐々に思えるようになったのです。
こういうこと言うと、
「宗教とか、変な商売とかに引っかかるなよ。ちょっと心配だわ。」
などと、
心配という体を取りながらdisってくるゴミ
がたまに発生しますが、
「お前みたいなゴミより俺の方がリテラシー高いんじゃボケ!
その上で、心理学を真摯に学び、
”騙されない自信がある人間ほど、カモになりやすい”
ということを認識して常に自分を戒めながら生きとるんだわ。
結果的にお前みたいな奴の方が壺とか買うんじゃ!」
と思っています

そして次。
比較対象の人に勝っている所を探す
ですが、
僕の場合、最も比較してしまう人間は、
2015年の自分
です。
あいつね、
凄い勝ち組なんですよ。
大阪大学、そして大阪大学大学院を卒業し、
結構有名な超大手メーカーで働いているという、
日本全体でもかなりのハイスペック男子だったと思います。
しかも、生涯を共にしたいと思える彼女もいました。
一緒にいて飽きることがなく、
美化も入ってるでしょうけど、一般的に見てもだいぶ美人だったと思います。
遠距離を理由に振られちゃいましたけど。
ですから、
「もし俺が、神奈川ではなく大阪の事業所に配属され、
尚且つ、鬱病になっていなかったら・・・」
これは、どうしても無意識に思ってしまうのです。
多分、今頃結婚していて、年収もかなりのものだったんじゃないでしょうか。
そう考えると、まず、
今から正社員で働くことはありえない。
という結論になりました。
ろくな職歴のない30代の僕が、仮に正社員になれたとしても、
最初の会社を数段下回る条件でしか働けないからです。
週5日、1日8時間、同じくらいの時間を拘束されているにも関わらず。
更に言えば、その状態で婚活とかをしたとしても、
自分が最もスペック的に輝いていた上に20代だった頃に出会えた彼女以上の人と、
付き合えるわけないじゃないですか。笑
付き合えたとしたら、
それこそ変な宗教か変なビジネスだわ。
と、いうわけで。
正社員という土俵に上がったら、
かつての自分に対しても、周りの大半の友人に対してもその時点で敗北が決定し、
あらゆる面で人生が妥協の産物となってしまいます。
そんなの、嫌なので。
その上で、次に考えたのが
「かつての自分や、バリバリ正社員の友人が、やりたくてもできないことをやる」
ということ。
それが、
・通信制大学に入学して、臨床心理士と公認心理師を目指すこと
・楽しく稼げる可能性を模索すること
でした。
もし自分があのまま最初の会社で働いていて、尚且つ家庭を持っていたとして、
「俺、心理学に興味あるし、会社辞めて心理士目指すわ」
と言えたか?
間違いなく、無理です。
友人のほとんどもそうでしょう。
いくらやりたいことがあろうと、
既得権益を捨てるのはただでさえ難しい上、背負うものがたくさんあるわけだから。
今の僕は、
特に何も持ってないし、背負うものもないんでね。笑
この点、彼らに対して僕は優越しています。
更に、社会的スペックの高かった2015年頃の僕ですが、
仕事は苦痛中の苦痛でした。
人間関係とか残業とかでなく、とにかく業務内容が嫌いだった。
技術系総合職という時点で、何をやっても苦痛だったはずです。
仮に大阪の事業所の別部署に配属されて鬱にならなかったとしても、
間違いなく仕事は苦痛だったであろうと確信しています。
設計をやろうが生産技術をやろうが品質保証をやろうが。
そしてこれは、僕だけではない。
大企業でバリバリやっている多くの友人に聞いところ、
楽しく仕事をしてる人なんて数%もいません。
(僕に気を遣ってくれてる可能性もありますがw)
それに対し、今の僕は稼げてこそいませんが、
楽しく塾講師をしています。
「経験を活かして心理士になり、できることなら心理学者にもなりたい。
その肩書を活かしてブログや動画を収益化したい。」
という夢もあり、
将来的に楽しく稼げる可能性が、大半のサラリーマンよりは高いです。
(低いのは分かってますけどね)
この点でも、かつての自分を含めた彼らに勝っているわけです。
このような考え方をするようにして、
様々な行動を積み重ねた結果、
「比べたら負けてるところも多いけど、勝ってる部分も多い。
どっちが上とかなくね?」
徐々にそう思えるようになり、人と比べて落ち込むことは少なくなりました。
お陰でストレスはほとんどなく、楽しく生きてますよ。
めちゃくちゃ長くなりましたが、
人と比べないために僕が編み出した方法は以上です。
あくまで暫定版ですし、決して普遍的な内容ではないことは分かっていますが、
大半の「比べない系自己啓発書」よりマシなことを書いている自信はあります。
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