先日、

僕の大学時代を語る上では避けて通れないUSJ事件について書いたわけですが、
(今も大学生ですけどw)



もう1つ、エピソードを思い出したので書こうと思います。

あれは・・・大学4回生のときか、大学院1年目のときだったと思うんですけど、

当時の僕は、


出会いがねえなあ


と思っていました。

我が母校においては、

オレンジデイズのような大学生活なんて幻想以外の何物でもなく、

普通に過ごしてたら


チー牛


としか会いませんからね。

一応彼女がいた時期はありますけど、

あんまり続かなくて、その頃は2年くらい独り身だったと思います。

「社会に出たら、プライベートの時間もなくなる。今のうちに彼女を作らねば・・・」

という変な焦りもあったので、色々頑張ってみました。

チー牛のくせに、

背伸びして友達と梅田のクラブとかも行きましたね。

その時は、

「シラフのままじゃ地蔵みたいになるだけや!限界まで酒飲んでから行く!」

と、梅田の鳥貴族金麦を飲みまくっていったのですが、



クラブに着いてから気持ち悪くなってトイレでずーっと吐き続け、誰とも話すことなく帰宅


という伝説を作りました。

そんな僕が次に考えた策は、


街コンスタッフに応募すること


でした。

「スタッフとして参加すれば、おそらく参加者同士で出会いがあるのではないか?タダで。」

と読んだわけです。

一緒に何かしら頑張ると、仲間意識的なやつが芽生えて自然と距離が近づくじゃないですか。

これはいい策だ、と。

ついでに街コン参加者のルックスレベルを調査し、

今後参加する価値があるかどうか見極めることもできるとも思いましたね。笑

そして早速、京都で行われる街コンのスタッフに応募。

当日はワクワクしながら、伏見稲荷大社の近くの飲食店に到着しました。

そして、主催者の方に、

「すんませーん、スタッフで応募したSYTEです。

他のスタッフの方、どこにいらっしゃいます?」


と聞きました。

すると、こんな返答が返ってきました。



「あー、SYTEさん1人だけです。」




くぁwせdrftgyふじこlp
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悪夢のような現実がそこには待っていました。

わざわざ1時間くらいかけて、僕は何をしに来たのでしょうか。

俺1人だけて!

出会いもクソもないやないか、と。

とは言え、「じゃあ帰ります」とは言えないので、

「ひょっとしたら、参加者の女性と少ししゃべって連絡先交換することもあるかもしれんし。

目の保養になるような可愛い子がいるかもしれないし。

まあ、楽しむしかないな。」


と気を取り直し、主催者の人に続けて質問しました。

「ちなみに、今日の街コンってどういう方が参加するんですか?」

すると・・・




「あー、40代の社会人男女です。」




40代の社会人男女
40代の社会人男女
40代の社会人男女
40代の社会人男女
40代の社会人男女



当時の僕は23とか24歳ですからね。

流石に、40代女性はいくら美人でもストライクゾーンを大きく外れてますからね。

こうして、あらゆる希望を打ち砕かれた僕は、

交通費のみのタダ働きで、

単なる飲食店のホールの仕事

をして、何一つ得ることはなくトボトボと帰路につきました。

結構遅くまで時間がかかり、

疲労困憊で京阪電車の伏見稲荷駅に向かったのを覚えています。

そして、駅のホームで路線情報を開くと、僕はあることに気づきました。


「あれ?終電なくね?」


なんと、

京阪伏見稲荷駅→門真市駅→大阪モノレールに乗り換えて阪大病院前駅

という最短ルートは、無事終電が終わっていたのです。

京阪伏見稲荷駅→祇園四条駅→徒歩→阪急河原町駅→阪急南茨木駅→大阪モノレールに乗り換えて阪大病院前駅

という超遠回りルートはギリギリ終電があったので助かりましたが、
(※阪大病院前駅は諦めて、阪急北千里駅まで行くルートだったかもしれません)


プラスの交通費がかかってトータル赤字になりました。


なんて日だ!

としか言いようがありません。

その後、祇園四条駅を降り、四条大橋を渡って河原町駅まで歩くわけですが、

そこで目に入ってくるのは、


鴨川沿いに等間隔で座るカップルども。


同じ、

「終電、なくなっちゃうね・・・」

という状況にも関わらず、

この差はなんなんだ、と。

苦虫を噛み潰したような顔で、

足早に四条大橋を渡りました。

あれから10年ー

今でも僕は京都に年3、4回行くのですが、


今も変わらず、苦虫を噛み潰したような顔で四条大橋を渡っています。